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2008.07.30

東京ディズニーランドのポップコーン売場(ワゴン)は、いつ行っても結構混んでいます。
わたしも家族で行くたびに、ミッキーのバケツ(ポップコーン入れ)にポップコーン(キャラメル味が多い)を入れてもらって、おいしく戴いているわけですが、はたして"ポップコーンの人気の秘密"というのはどこにあるのでしょうか?

"ポップコーンの売り方"という観点と、"ポップコーンという商材"という側面から考えてみると、以下の4つのポイントが挙げられます。

【1】キャラクター入りのかわいいバケツ(ポップコーン入れ)が用意されている
【2】キャラメル味・チョコレート味・クリームソーダ味など、独特のフレーバーがある
【3】ポップコーンは見た目のボリューム感がある
【4】ポップコーンは比較的通年で食べることができる(シーズンがない)

【1】について。
器に何も入っていないと、中身を埋めたくなるのが人の常です。「せっかく器(バケツ)があるんだから」と、ついつい買ってしまうのです。また、そのバケツそのものが結構かわいいので、(時にはポップコーンよりもバケツを)子供が欲しがったり、すでに持っていても別のバケツが欲しくなったりするのです。そのバケツがポップコーンを呼び寄せ、さらにポップコーン人気に拍車をかけるわけです。

【2】について。
これはまさに付加価値です。フレーバーの存在があることで、ポップコーンの価値が一段高まり、消費者がより多くのお金を出してくれるわけです。特に、クリームソーダ味などは、「ここでしか食べられない」と感じさせるようなご"当地感"があり、これも大きな付加価値のひとつとなっています。

【3】について。
ポップコーンは、小さなコーンを熱することで、その何倍にも膨らみます。人間は、見た目のボリュームがあるとそれだけで満足するところが無きにしもあらず。ポップコーンのボリューム感は、そのあたりの人間の欲求を満たしてくれます。
一方で、売り手側としては、原料のコーンはとても小さく、冷蔵する必要もなく長持ちするので、在庫管理しやすいという利点があります。また、原価もそれほど高くないと想像できますので、大きく膨らむポップコーンは、利益率も大きく膨らむんじゃないでしょうか。

【4】について。
「いつ行っても売っている」というのは何気に大きなポイントです。消費者側で「いま売ってる時季かな」と考える必要なく、何も考えずにポップコーンのバケツを持って家を出ればいいわけです。「行ったら必ず食べる。」すでに頭の中でそういうイメージサイクルができあがっている人も多いんじゃないでしょうか。(わたしも含めw)
一方、売り手側から考えると、商材として通年で商売できるということは、無駄がないということ。時季によってワゴンを眠らせておく必要はないわけです。

・・・などと、つらつらと書き連ねていくと、消費者側の視点と、売り手側の視点が、少々入り交じってしまった感じがしますが、要は、ポップコーンというのは、消費者にとっては"おいしくて満足度の高い商品"であるし、売り手側にとっても"売りやすくて安定して利益の出やすい、おいしい商品"ということになるんじゃないでしょうか。

#ただ、こういうWIN-WINの関係が成立するのも、ああいうキャラクターやああいう空間があってこそ。誰もが真似できるもんじゃありませんね。

caramelpopcorn.jpg
Eos Kiss X2 + EF35mm F2
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